diario
ギャー!と叫ぶ 1月13日
つい先日、驚くべき事実が発覚しました。
それがですね、大失敗に気付いたのでした。
昨年の「秘密の小箱」展に出した小箱のひとつに
ラテン語の格言を文字装飾として入れたのですが
これが大間違いをしでかしておりました。
純金箔に臙脂色の絵の具で模様をいれて
華やかで気に入っていたのですが
ラテン語の文章がめちゃくちゃで意味をなしていない。
▲こんな「小箱のブロマイド」まで撮ったのに!
いくら「文字は装飾、模様として入れているので
意味は二の次!」と叫んだとて、
ラテン語格言の意味を調べれば一発で間違いは明らかに。
そしてラテン語を理解する方は、きっと
想像以上に身の回りにいらっしゃるのですから。
▲フタ側面にぐるりと文字が入っています。
正面だけ正しく、3面は間違い文章・・・
ある日の夕方に間違いに気づいて
「ぎゃー!!」と叫び、家族に驚かれました。
この小箱、自分で持っているのも何だか・・・
かと言ってどうしよう。
結局、家族に「くやしい!」とブツブツ愚痴りつつ
あげてしまいました。
そうして家族はいそいそと自室に持って行ってしまったので
その日以来わたしの目に留まることも無く。
それにしても不幸中の大きな幸いは
展示会で販売しなかった(売れなかった)ことです。
もしお客様の手に渡っていたら間違いに気づかないまま
末代までの恥となるところでした・・・!
この間違い、肝に銘じることにいたします。
自戒を込めて。