diario
果物とリボンと子羊の舌の額縁 12月12日
「いったい何時から作っているんだい・・・?」
「ハイ、もう忘れてしまうほど大昔です。」
・・・という脳内会話が繰り広げられるほど
以前から続けております、名付けて「果物ぐるぐる額縁」です。
外側を果物のリース、内側にはリボンがぐるぐる巻き
端先は「変形ラムズタン (lamb’s tongue)」が取り巻くという
彫刻がぎゅうぎゅう詰まったデザインです。
記憶にはございませんが、記録をさかのぼると
今年4月27日に石膏を塗りました。
そしてどうやら彫刻は昨年秋に終えた様子。
ということは、着手は・・・一昨年かもしれません。やれやれ。
▲こうした「苦手な作業」はAtelier LAPIS の講師時間にするに限ります。
熱心な生徒さん方に囲まれていると、わたしも頑張れる気がする
・・・ような気がする。
彫刻をした額縁に石膏を塗るには様々コツがありますが
とにかく、いかに凹凸を均一の厚さに、
筆跡を残さず塗るか!・・・難しい。
凹に溜まった石膏を再度彫って(リカットして)
メリハリを戻し、丸い果物を「ふっくら艶やか」を目指して磨き・・・
うーむ、うーむ・・・
こんな感じで石膏磨きは終了。次は箔作業です。
全面金箔にするか黒と金のコンビにするか、まだ迷い中・・・
どうしよう??