diario
六角形に希望を込めて 12月02日
小箱を発表しはじめてから3年目
なんというか・・・マンネリ化してきた感があり
でもたかが数年で世界観が大幅に変わるってもんでも無し・・・
とウダウダ考えていました。
脱・マンネリと言うほどではありませんが
六角形の小箱木地を作って頂けることになり
鼻息荒く完成させた次第でございます。
いつもお世話になっている箱義桐箱店さんではなく
友人のMさん(古典技法額縁教室 Atelier LAPIS の生徒さんですが
もはや友人と呼ばせてください!)に
特別に作って頂いた小箱木地です。
大変に手間がかかる制作だったと思います・・・
ありがとうございます。
Mさんには、小箱の角の面取りはしないでください、と
お願いしてありました。
おかげ様でエッジがキリリとした小箱が出来てニヤニヤしています。
箱義さんの桐小箱は、そのまま使う前提で完成された小箱ですので
角は美しく面取りされています。
わたしはエッジがパリッと立ったデザインが好きなので
もどかしく思うこともあったりして。
左は金14カラットの水箔、右は金22カラットの本金箔
パスティリア(石膏盛上げ)で装飾しました。
サイズは六角形の対角60mm、高さ40mmです。
少し高さがありますので、いままでのKANESEI小箱には
入らなかった宝物も入れて頂けるかもしれません。
箱義桐箱店谷中店での「秘密の小箱」展い出品いたします。
ぜひお手に取ってご覧ください。
「秘密の小箱」
-フィレンツェの古典技法で作る小さな箱-
2024年11月29日(金)~12月12日(木)
10:30~18:30 月・火休廊 最終日17時まで
箱義桐箱店谷中店
台東区谷中3-1-5-B1・101
☎03-5832-9811