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イタリアの人からコーヒーを取り上げたら 10月28日

 

先日、父が渡してくれた新聞の切り抜きです。

 

▲10月5日の日経新聞

 

イタリアのバールでのエスプレッソコーヒーの値段が

最大60%値上がりの恐れですって。いやはや。

 

世界中、もはやどこでも何もかも値上がり一方ですけれど

その原因は様々。コロナ禍後の変化、気候変動、戦争・・・

この記事によると「気候変動によってコーヒー豆の

国際的な供給が混乱」とあります。

豆が採れなくなっているのでしょうか。

日本のスーパーで買うコーヒー豆も高くなりましたよね。

 

イタリアの人からコーヒーを取り上げたら

もはやイタリア人では無くなってしまうかも!と思うくらい

飲む人は朝昼晩と何度も飲んでいますから

(飲まない人は全く飲まない。差が激しい。)

これは大変に切実な問題です。

 

▲お砂糖を入れて混ぜたところ。まだ飲んでいませんよ。

 

上の写真は今年2月にフィレンツェのバールで立ち飲みした時のもの。

レシートには10%の税金を含めて€1.30とあります。

日本円でおおよそ210~220円くらいです。

 

この「SCUDIERI」というバールは

ドゥオーモのすぐ傍にある観光客も沢山訪れるようなお店で、

住宅街に行けば€1.20とか、場所によっては€1なんてお店もあります。

仮に60%上がったとして€2.16、日本円で350円。

立ち飲みのエスプレッソだけで350円かぁ・・・。

た、高・・・もごもご・・・大変だぁ!

 

その後、イタリア人の友人にこの記事について聞いてみたところ

「エスプレッソ€2・・・高すぎ。

もうバールで飲まないで家だけで飲むかも。」とのこと。

(家で飲むにしても、やっぱり豆も値上げでしょうけれど。)

 

イタリアの人たちにとってエスプレッソは

パンと同じくらい「生きるために必要なもの」でしょうから、

値上がりは致し方ないにしてもせめて20~30%程度だったら

と思ってしまいました。どうなるんだろう。