diario
写真の古典技法 5月09日
某日、友人の篠田英美さんの写真展レセプションに伺いました。
彼女はいろいろな国で成長し
今も海外と強い繋がりを持っている人で、
撮る写真もまた外国なのに日本のよう
また日本の風景なのに外国っぽい・・・
英美さんの世界はとても広く居心地が良いのです。
今回の写真展に、わたしが作った額縁2枚も
参加させてくださいました。
2015年に銀座のギャラリー林で
わたしたち2人の額縁と写真の二人展を開催しまして
その時の作品2点です。
ギャラリーの方とのお話しで
写真にも古典技法があると言いうことを知りました。
今やデジタルがメインになった写真の世界。
フィルムで撮影し現像、プリントして完成する写真は
もはや古典技法なのだとか。
デジタルとフィルムによる「古典技法」と
作品にはどちらも特徴があって
好みの世界としか言いようがありません。
古典技法で古色を付けた額縁に、古典技法で撮影・現像した写真。
懐古主義ではない(つもり)ですし
奇をてらってわざわざ、という訳ではありません。
古典技法と呼ばれるものに惹かれるのは
結局は雰囲気や肌触り、質感の好みとしか言えないのだけれど。
篠田英美さんの展覧会「銀河は高く歌う」は
中野のギャラリー冬青で5月25日まで開催です。
ぜひお越しください。