diario
ふたつ並べば 4月29日
先日完成しました点々打ち装飾の水箔小箱です。
隙間時間に制作しましたので
着手から完成まで思いのほか時間がかかりました。
水箔(金と銀が半々くらいの合金)は
いつも磨き上げて終わっていたのですが
今回はじめてアンティーク調の古色仕上げにしてみました。
箔の表面を擦って下地を出し
ワックスで少し汚しをかけた仕上げなのです。
反射が抑えられてワックスの色味が加わって
落ち着いた表現になりました。
いつものキラキラ輝く美しさも良いけれど
今回の落ち着きもとても良い感じ。
なんで今まで水箔の古色仕上げをしなかったのかな。
・・・我ながら謎です。
さて、この小箱は実は双子というか姉妹でして
先に金箔小箱が生まれていました。
ふたつとも同じ模様、同じサイズです。
並べると可愛さ倍増・・・親バカですみません。
今年の秋、いくつか展覧会に参加させていただく予定です。
どこかの機会でお披露目出来たらと思っています。
その際には改めてお知らせいたしますので
どうぞ実物をご覧になりにお越しください。