diario
イニシャルいろいろ 4月11日
ご注文で制作したイニシャル小箱ふたつ
ご紹介させてください。
サイズはいちばん小さな豆小箱
指輪がひとつ斜めに入る程度のものです。
左は純金箔にKとMのモノグラム
右は水箔(14金)にMのイニシャルです。
装飾方法はそれぞれ違うのですが
純金の方はベースに蔦模様を線彫りしKとMを黒でペイント。
すこしの磨り出しをしてアンティーク調に仕上げました。
中は紺色の別珍張り。シックな雰囲気です。
水箔のMは、ベースの蔦模様は金と同様ですが
Mと蓋側面の点々をパスティリアで盛上げ装飾しました。
箔も磨き上げたままですので華やかでキラキラと輝きます。
中はすべて黒、コントラストできりりと引き締まります。
どちらもお客様と仕上げのイメージ、中の色などご相談をして作ります。
同じサイズのイニシャル小箱、と一口に言っても
箔の色、文字のフォント、装飾技法によって
また開けた時の中の色によってイメージは大きく変わります。
そんなところも楽しくなります。
記念におひとつ、いかがでしょうか。