diario
「そういう時」のために 3月25日
先日お話したようにノロウィルスに大打撃を受けた我が一家
おかげ様でそれぞれ快復いたしました。
わたしもどうにかパジャマを脱ぎ捨てて作業部屋に入った日
納期間近の額縁制作を再開したは良いけれど
あわや大失敗!という瞬間がありまして
いやもう、こんな日は急がば回れ、
落ち着いて違うことをした方が良いのです。
かと言って気は焦りますし本を読んだりする気分でもない。
何かしていないと落ち着かない。
「そういう時」のために、制作途中の
マイクロ点々打ち小箱がいくつかあります。
石膏や金箔が乾くのを待つ間の手持無沙汰の時とか
気分を落ち着かせたい時とか、
ひたすら点々打ちをします。
「なにかしている感」が感じられて(実際なにかしているし)
瞑想のような効果もあるようで
気持ちが徐々に落ち着くのでした。
今回のノロ騒動の余波で上の写真の小箱装飾は完成しました。
これも怪我の功名といいましょうか。