diario
四角以外も 1月29日
最近ようやく完成した小箱は、外側を削った変形型です。
いつもの通り箱義桐箱店製の美しい桐小箱を
ガリガリとヤスリで削りました。
▲まだ削り途中。
箱木の厚さや強度を考慮して
でもギリギリ削れるところまで攻めてみました。
この箱は石膏下地を磨き終えて、あとは装飾!という段階で
ず~~~っと放置、いえ「お昼寝」させていました。
なかなか気に入るデザインが思い浮かばない。
本当は昨年秋の小箱展に出したかったのですが間に合いませんでした。
適当に落書きのようにデザインを考えていて
ある日ポカッと浮かんだ模様を入れてみたら
あら、悪くない(当社比)んじゃないかい?
中は王道クラシックに木地部分は茶色に着色
濃い緑の別珍を選びました。
磨り出しはせず、少しだけワックスを付けて
アンティーク調にして、ふむ、いかがでしょうか。
なにせ小さな箱ですが、制作時間は結構かかっていたりして。
今度はもう一回り小さく、または大きく
それとも水箔(金と銀半々の箔、ほとんど銀色)でも良いかも?
いろいろバリエーションを作ってみようと思います。