diario
良い写真を撮りたい 12月18日
最近つくづく、ブログやインスタグラムにはとにかく
「美しくて目を惹く写真」が必要と痛感します。
大量に流れるSNSや情報を携帯電話で見るとき
流し見していることもありますが
その中で手を止めて見てもらうには、まず写真。
いつ、どこで、誰が見て下さるか分かりませんから
発表するからにはより沢山の方に「おや」と思って頂きたいのです。
それにしても小箱や額縁の金箔・水箔(銀色)を
撮影することも難しさと言ったらありません。
ギラギラしすぎず、自分の影が映り込まず、色も美しく
背景から浮かず、そして美しくて目を惹く写真。
・・・撮りたいけれども。
▲ひとまず暗くすれば雰囲気が出るだろう、という算段・・・
雨戸を閉めて、鏡台の上を片付けて小箱を並べ
角度やら背景を考えて(散らかった背景をいかに隠すか)
右往左往します。
なんだか、こう、釈然としない。
大学の卒業制作で黄金背景テンペラ画を描いていた時
製作途中の記録写真を撮るときの苦労を思い出します。
鈍い鏡のような金箔面に自分が映り込まない角度で撮影したり。
卒制展のカタログ写真をプロの方が
順番に撮影してくださるのですが、
その時にも「うぎゃー、金箔かぁ・・・」と言われた記憶。
美しい黄金色に撮影ってプロでも面倒なのですね。
箔を使っていない彩色小箱も
ちょっとした影や角度で表情が変わるのですから
もうどうしたもんか、どのポイントからがベストか
沢山撮って比べるしかありません。
▲ドイリーなんか敷いてみちゃったりなんかして。
重い一眼レフはもうすっかりお蔵入り
もっぱらiPhoneで撮っています。
でもなぁ、やっぱり最新機種が欲しいな
いや、ミラーレス一眼が良いかな。
いやいや、そもそも写真撮影の腕とセンスの問題では?!
むーんむーんと唸りつつ、今日も母(わたし)は
娘たち(小箱)のお見合い写真を撮る気持ちで励んでおります。