diario
何て呼んだら良いですか in English 9月21日
インスタグラムにて、自作の小箱や額縁の写真
(たまに謎のご飯写真)と一言コメントを出しています。
ブログは文章メインで日本の方々に見て頂いていますが
インスタは海外の方の方が多いかも?といった感じです。
▲先日作った小箱。他にやること山積みなのに、逃避制作。
インスタでは、まず拙いイタリア語、それから日本語
そして変な英語と3か国語でコメントを書いています。
(イタリア語、英語は間違いだらけだけど、
書かないよりずっと良いだろうよ!と開き直っております・・・!)
そうすると、インスタだけでやり取りする知り合いが出来ました。
アメリカ、スウェーデン、ドイツとか・・・
もちろん日本とイタリアにも。
▲パスティリア(石膏盛上げ)が乾いたら線刻。鹿エンブレム風・・・
今まで英語で小箱のことを small box
または casquette と書いていました。
今年2月のフィレンツェ滞在で「小箱は cofanetto とも呼ぶ」と知ってから
英語でも素敵な呼び名があるかしら、と思って調べましたところ
キャスケットcasquette にたどり着いたのでした。
▲赤ボーロに純金箔、メノウで磨いて金ぴかに。
放置していた豆小箱もついでに。
先日、あらためてふと
「小箱って英語で何て書けば最適だろうか」と思いました。
だいたい、キャスケットという言葉で小箱を指した時
英語を母国語とする方々にどんなイメージを
持っていただいているのか、気になり始めました。
▲金箔を磨り出して、ワックスとパウダーで古色付け。たのしい逃避・・・
インスタでメッセージのやり取りをしているアメリカのお二人に
「small box と little box と casquette、どの呼び名が良いと思う?」
とお尋ねしました。
そのお答えは、一人の女性(30代くらい)は
「small box が良いと思う!」とのこと。
ふむふむ。
もう一人の男性(多分40代)からは
「それは良い質問! small box が一番良いと思うよ。
というのも、casquette は小箱を指すには一般的ではないし
一部の人は棺を指すときにも使う言葉だからね、
イメージを考えるとお勧めしない。」でした。
きっとこの方、わたしが以前に使っていた「casuquette」の単語を見て
気になっておられたのかもしれません。
キャスケットという単語が棺も指すことは
わたしも読んではいたのですけれど、やっぱりそうなんだ
そりゃそうか・・・納得でした。
▲さぁ、完成しましたよ。諦めて仕事に戻りなさい、わたし・・・
いやはや、お二人に尋ねて良かったです!
腑に落ちました。
単語ひとつでも微妙なニュアンスは違います。
イメージは大切ですからね・・・。
と言う訳で、本日からわたしの小箱は
small box一択 で一件落着!でございます。