diario
考えながら生きる 9月04日
ででーん
ひょっこり
「禅の友」9月号です。
立秋とお盆を過ぎて日もだいぶ短くなって
「禅の友」表紙背景もすこし深い色になりました。
この額縁は「サンソヴィーノ」スタイルと呼ばれるデザインで
渦巻きとウロコが特徴です。
例によって摸刻でして、オリジナルは1500年代後半に
北イタリアで作られたものです。
日本人の「死」に一番近い宗教でもある仏教
(もちろん違う考えの方々もいらっしゃいます。)
この「禅の友」でも、自分や家族の死を迎えるにあたっての気持ち
ひとりで物事を考え整理する時間の大切さなど
毎号に死生観についてのコラムや仏教の考え方などが載っています。
「教え」ではなくて、「私はこう思います。あなたはどう?」
と問いかけられているような文章です。
毎月「禅の友」編集部から届けていただく度に
自分との対話の機会になっています。
9月はお彼岸もありますね。
今月もまた、気持ちの整理をしてみようと思います。
それにしてもまぁ、派手な額縁でございますね!
曹洞宗と古典技法額縁、このギャップを
楽しんでいただければ嬉しいです。