diario
額縁伝道 8月03日
曹洞宗の冊子「禅の友」8月号です。
この額縁も7月号同様
イタリア・ピエモンテ州で作られた額縁のレプリカです。
7月号の額縁が1700年代、この額縁は1600年代末。
100年近いひらきがあります。
さわやかなレモンイエローの背景に青葉色のロゴ。
夏らしくフレッシュな感じです。
偶然ながら(または編集さんの楽しい企みか)
表紙の写真と額縁実寸が同じ!
小さい額縁ですから、それが可能だったのですね。
▲実物額縁を探せ!・・・すぐばれますね。でも面白い。
毎月編集の方がこの「禅の友」を数冊まとめて
我が家へ届けてくださるのですが
編集部に届く読者の声をプリントしたものも
同封してくださいます。
これがもう、なんとも嬉しいのです。
わざわざまとめてプリントして送って下さる
編集さんのお気持ちに加え
表紙の感想をわざわざ投稿してくださる
読者の方のお気持ちのありがたさ。
それこそ老若男女からのご感想です。
ひとこと「励まされる」では足りないくらいです。
いままで額縁に興味がなかったけれど、新しい世界を知った
切り抜いて壁に貼って、中に子供が描いた絵を入れて家族で楽しんでいる
額縁の表紙は突飛で最初は驚いたけれど、気づけば毎月面白くなってきた
などなど。
わたし一人の活動では狭い世界でしたが
こうして「禅の友」の皆さんのお力で
いままで接点がなかった方々に額縁の
魅力を感じて頂ける機会になりました。
自分が好きなものを作って手元ばかり見ていたけれど
顔を上げて見回してみたら、いつのまにか
笑顔の人が周りに沢山いてくれた、といった感じです。
ありがとうございます。
いつの間にか残りはあと4か月になりました。
額縁の魅力と楽しさを感じて頂ける機会を
大切にしようと思います。