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Firenze 2023-小箱営業珍道中 とうとうその日が来た 7月03日

 

右往左往に紆余曲折あった

フィレンツェ小箱営業でございます。

2月半ば帰国後、フランチェスコ父さんに

お礼やら進捗伺いなど何通かメールをお送りしたのですが

一向に返事も無し。

どうしたもんかと思いつつ時間は刻々と過ぎ・・・

 

嗚呼、イタリア。

そうでした。彼らには彼らの都合とペースがある。

もはや細かく説明するのは省略しますが

やきもきしつつ「もはやフランチェスコさんの気が変わって

小箱を置くのは止めちゃった?!」と不安になりつつ数か月。

その間も友人Lがわたしとフランチェスコさんの仲介を続けてくれ

「大丈夫、僕がするから君は心配しないで」と

慰めてくれて全て取り仕切ってくれて

なんとも申し訳なく有り難い。

Lには一生の御恩が出来ました。

 

さて、そんな訳で!とうとう!

2023年6月14日に!

フィレンツェの Eredi PAPERONE にKANESEI の小箱が並びました。

 

▲Lが撮って送ってくれた写真です。

 

▲上の棚にも素敵な箱がある!

 

感慨深い。

でもまだ実感は湧かないのです。

早くフィレンツェに行ってPAPERONEに行って

お店の奥にあるケースに並ぶ小箱を見たい。

きっとその時に、心の底から喜びが沸き上がるのでしょう。

 

最初はちょっとした思い付きでした。

「フィレンツェでわたしの小箱を販売出来たら良いなぁ!」

程度だったのが、実際に動いてみたら

「あれよあれよ」と実現できてしまった。

 

動いている最中は疲れたり悩んだり恥ずかしかったり

自分では苦労したような気がしていましたけれども、

今振り返ればたった1か月の滞在期間中に

達成できたのですから万々歳です。

(帰国後、実際に店頭に並ぶまでが長かったけれど。)

 

それもこれも、友人Lをはじめ

Eredi PAPERONE のフランチェスコさん

いつも励ましてくれたCちゃん(Lの奥さん)

営業で訪ねたお店の方々のご協力の賜物なのです。

(わたしは引きつった笑顔で小箱を並べただけのような!)

 

今回の経験で得られたことは本当に沢山あります。

フィレンツェの目の肥えた商人たち(大げさではなくて)に

小箱を認めてもらえる「第一関門」を突破できたこと。

これは第一ですけれども

自分の営業力と計画性の無さも痛感しました。

Lも最初は気軽に「手伝うよ」と言ってくれたけれど

まさかここまで面倒になるとは思わなかったでしょう!

・・・いやまったく。

 

この経験を今後にどう生かせるか。

「売れたらいいな」「ほかのお店にも展開できたらいいな」などなど

欲を持ち始めるときりがない・・・けれど、ここで終わりにせずに

引き続きフィレンツェでも日本でも

小箱営業を続けていきたいと思います。

 

もしフィレンツェでお時間がありましたら

Eredi PAPERONE へぜひお立ち寄りください!

EREDI PAPERONE FIRENZE
via del Proconsolo 26R – 50122 Firenze