diario
Firenze 2023 ー小箱営業珍道中序章 6月19日
わたしにとってフィレンツェ留学とは、
古臭く大げさな表現になりますけれども
まさに自由と青春を謳歌し
人生の方向を指し示してくれた時間でした。
たった3年ちょっとだったとは思えないほど
濃く深く心身に刻み込まれた時間です。
そのフィレンツェで学んだ古典技法を使って
装飾をした日本伝統の桐小箱。
それをフィレンツェの街で受け入れてもらえたら・・・
2022年の秋にそんな風に思い始めて
すぐにフィレンツェ滞在の準備を押し進め、
お正月の抱負は「フィレンツェで小箱を販売」
に決めたのでした。
2023年1月半ばに日本を発って2月半ばまでの
1か月間、フィレンツェで怒涛の突撃営業をしました。
そうして6月に、とうとう中心地ドゥオーモ近くにある
高級文具店 Eredi PAPERONE にKANESEI の小箱が並びました。
なんだかまだ夢のよう。
こちらでKANESEI小箱営業珍道中の
お話を聞いていただけたらとおもいます。
つづく。