diario
また始めてしまった点々打ち 10月17日
要するに、好きなのですね
わたしはこのマイクロ点々装飾が。
月曜日の古典技法「アトリエLAPIS」で
いそいそと新しいマイクロ点々を
開始しましたところ
生徒さん方に「あら先生、新作ですか?」と。
”嫌がっていたのに、また始めるのね~(笑)”
なんて感じなのでした。
▲純金箔を2枚重ねで貼った上に下描きを重ねて
自分でも「もう当分やりたくない」と
思っていたはずなのだけど
ムラムラと再開欲求が出たようです。
今回の純金箔とは点打ちの力加減が
全く違うので面白いのです。
たった数ミクロンの厚さの箔でも
(2枚重ねで貼ってありますけれど)
細いメノウ棒で点打ちをするだけで
ホワイトゴールドはカツカツと硬く
純金箔はヤワヤワニュルニュルした
感触の違いがあります。
▲ニードルで下描きをなぞって写します。
純金箔の方が柔らかい分だけ楽で
作業も軽快に進みます。
▲とは言え2時間点打ちしてここまで。
相変わらず根気がいる作業は
アトリエLAPISで生徒さん方とご一緒に。
もくもくと石膏を磨き、木を彫り
線描きをし、箔の繕いを続ける生徒さんに
励まされながら隣で気長に作業します。