diario
出来たことにする・・・ 10月13日
彫刻額縁は、遡ること半年前の2月に
「これ真似してみようかな」と
下描きを始めた額縁でした。
▲木地の一部分に直接鉛筆描きして
それを他の部分にも転写します。
今年は小箱で大わらわになって
右往左往の毎日の合間にガサゴソと
作業を続けておりましたが
「そろそろいい加減にせよ」と
自分に言い聞かせまして、仕上げました。
▲今回はワックスとホコリ風パウダーをはたいて終わり。
磨り出しはしませんでした。
オリジナルは18世紀末にイタリアの
ピエモンテ州(フランスに近い北部)
で作られたものです。
▲バイブル的本「Repertorio della Cornice Europea」より
木地の形も違うのですが
(オリジナルはカマボコ形、
わたしのは内流れ形)
いつものように「なんとなくこんな感じ」で
丸め込んでしまいました。
▲今回は側面にも箔を。
なんか、ちょっと、どうだろう・・・
と思う部分も多くて
釈然としない仕上がりなのですが
今の時点では、これにて終了。
眺めて過ごすうちにきっと
具体的な改善点が見えてくるだろう!
・・・と自分に期待することにします。
「works」内「classical」にこちらの額縁をアップいたしました。
どうぞご覧下さい。
*「classical」の上から3段目右から2つ目です。
ギャラリー内並べ替えが上手く行かず・・・
見づらくてすみません。