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これからが正念場 10月06日

 

2日に無事「秘密の小箱展」終了を迎え

気が抜けてぼぉっとしておりましたら

風邪気味になり、でもまぁ

それだけ緊張感を持つ機会は大切!と

自分を納得させつつ過ごしております。

 

今回の展示会では数多くのお客様にご覧いただき

とてもとても嬉しい時間でした。

そしてお買い上げいただくことができました。

(目標としていた売上の倍以上でした。)

友人知人、お世話になった先生や

取引先の方々など、本当に有難いことです。

丹精込めて作った物を買って頂く嬉しさと、

同時に申し訳無さも感じています。

 

家族が「お祝いで買って下さったんだねぇ。

次の展示会をする時にまたご案内を送ったら

うんざりして嫌がられるかもね・・・」と言う。

うう・・・グサッと心に刺さる。

 

確かにその通りですよね。

暗に「また買ってくれと言われている

気持ち」にさせてしまうかもしれない。

 

後ろめたい、と言うのでしょうか。

見てほしい、買ってほしい、だけど

負担に感じてほしくない・・・

我ながら欲深いことです。

 

展示会(個展)をひらく意味と目的

気持ちと考え方、仕事としての心構え。

今が何か、わたしの「今後の作家活動」の

正念場の様です。

もちろん、今回の展示会でご購入くださった

方々全員が「ご祝儀購入」ではなく

良いなと思って下さったからのご購入なのも

理解しております。

 

最初は友人知人に買って頂くのも構わない。

「わたしの後ろに小箱がある」のだ。

でもこれからは

「小箱の後ろにわたしがいる」ように

なりたいし、そうなるのが本来でしょう・・・。

この先に不安がいっぱい。

 

 

これはすべての作家が通る道。

今更ながら痛感しています。

「応援してくださる方々がいるのだから

心を込めて作り続けるのがベスト、

それしかない!」なのであります。