diario
仕事の時間 8月18日
先日、雑誌の取材をうけました。
暑い中を我が工房まで来てくださった
ライターさんとカメラマンさんは
どちらも女性でした。
わたしの経歴や留学中のこと
額縁についてや制作の上での気持ちなど
お話したのですが、当たり前ですけれど
プロの方がわたしに興味を持って
穏やかに笑顔で話を聞いてくださるのは
照れますけれど、でもとても気持ちが良い。
そしてわたしのポートレートや
額縁、小箱の写真を撮って頂きました。
華奢な女性が大きなカメラを持って
色々な角度から何枚も撮ってくださる。
撮影する対象への気持ちのようなものが
彼女の体全体からワァッと溢れ出て眩しい。
これまた当たり前ですけれども
プロの方が撮影して下さるって
緊張もするけれど、なんだかやけに
嬉しくなったのでした。
他の人の「仕事の対象」になって
現場で目の当たりにして
じわじわと圧倒されたようです。
そして気持ちが引き締まり、
励まされる午後でした。