diario
古典技法額縁の作り方見本を作る 8月15日
Atelier LAPIS の展覧会に向けて制作中の
「古典技法額縁の作り方見本」額縁の続き
久しぶりになりましたがご覧ください。
前回、金箔の下地「ボーロ」を塗り終わり
いよいよ金箔の「水押し」です。
古典技法ではボローニャ石膏の上に
ボーロを塗り、その上に水をひき
(フライパンに油をひくように)
金箔を乗せて乾かすと貼り付く、のです。
水をひきますので、高い部分から開始。
今回の額縁では内側の一段高くなった
細い部分にまず箔を置き、そして平ら面へ。
▲この刷毛で金箔を持ち上げて移動します。
▲一通り箔を置き終わったら、小さな穴や
欠けた部分を繕います。
下の黒ボーロ部分には銀箔を貼る予定。
右下は違う装飾技法で模様を入れますので
マスキングしてあります。
うう~む。
ここで説明しても良く分かりませんよね。
百聞は一見にしかず。そして
百見は一経験にしかず、でございます。
古典技法にご興味のある方はぜひ
Atelier LAPIS へお越しください。
見学ご希望のご連絡お待ちしております。