diario
そこにあるから。それで良い。 9月09日
2020年春に世界が大きく変わって以来
わたしが打ち込んでおりますのが
小箱作りなのですが
完成した小箱もだいぶ増えました。
作りはじめた当初はべつに
こんなに作りためるつもりも無く、
楽しいし無心になれるし
合間あいまの娯楽、なんて感じで
「打ち込む」つもりもありませんでした。
でも気づけば生活のペースも心模様も変化し、
思うように活動できない毎日で
とにかく無心になれる小箱づくりは
わたしに必要な作業になりました。
そして今、逃避としての制作の時期は過ぎて
ただもう「そこに小箱があるから」作る。
そこに山があるから登る
といった心境になっております。
それで完成した小箱は
いま手元にあるもので大小66個
制作中をふくめると、ちょうど70個。
改めて数えてみて、ちょっと達成感です。
横で家族が(呆れて笑いながら)
「それでどうすんのぉ・・・その小箱・・・」
と言っており。
そうですなぁ。
画廊やお店で展覧会と言っても
この秋~冬はおそらくまだ無理かも。
それならそれで、なにか
発表するなり売るなり考える時期が来た。
ネット販売・・・でしょうか?
ううむ、まずは調べて比較して
具体的にする必要があります。
なにせ無知極まれり、ですので。
ああ、だれかに任せたい!と叫んでも
誰もいませんからね・・・。
どなたか販売して下さる方が
いらっしゃいましたら
ぜひご連絡くださいませ!
「こんなに作ってどうすんの」ですが
理由も無く作ってしまうのです。
物を作るって、そんな感じで良いんだと思います。