diario
気づけば窒息寸前 6月17日
小箱も少しずつ作っております。
ヨーロッパの古典技法を使った
小箱ではありますが
日本の模様を使ったものも
作りたい・・・と思いまして
天平時代のデザインを。
東大寺三月堂の仏様にある模様を
参考にしました。
▲天平時代の模様は地中海世界のものが
シルクロードを通って日本にやってきたそうですから、
バランスが洋風、アラブ風にも感じられる。
桐の小箱に下地を施し
ボローニャ石膏を塗り磨き
模様を線彫りしてから
アクリルグアッシュで彩色。
なにせ細かい模様なので
神経を使います。
▲この後にバックの色を塗ります。
じぃぃぃぃ~っと描き続け
はたと気づくとものすごい頭痛。
びっくりした!
呼吸をほとんど忘れておりましたよ。
窒息して酸欠になっていたのでした。
やれやれ。
いくら楽しくても息はしましょう。