diario
Firenze 2020-4 9月07日
前回は自宅のしがない食事風景ばかりを
お目にかけまして恐縮でございましたが
今回から外食編をご覧ください・・・。
パオラの工房をちょっとお休みしまして
留学時代の友人Gとアルノ川沿いにあるエノテカへ。
▲夕方のテラスからの眺め。ポンテ・ヴェッキオのすぐ横なのです。
生まれも育ちもフィレンツェの、フィレンツェ人らしいG、
彼はソムリエでありワイン卸売をしていますので
任せておけばおいしいワインに会えるのは間違いなし。
今回はGが双子のパパになったささやかなお祝いとして
ご馳走することにしました。
外食と言いますか、アペリティーヴォ(食前の集い?)です。
▲すっかり落ち着いたお父さんの顔になっていたG
子供がかわいくて仕方がなくて、話すだけで笑顔になる!
選んでくれたのはロゼワイン(双子は女の子だから!)
だけど、琥珀色のスッキリとしたおいしいワインでした。
このお店の良いところは、とにかく眺めが素晴らしいこと。
便利な場所で観光客が多いけれど、お店の方はフレンドリーで
とても親切ですし、モダンなインテリアで落ち着きます。
▲来たときの青空から徐々に黄昏に変わる空を眺めるだけでしあわせ。
ポンテ・ヴェッキオのお店に明かりが灯るとなんだか切なくなる。
2月のテラスは少々寒いけれど、ひざ掛けも貸してくれて
お酒と会話で体もポカポカ、つい長居してしまうのです。
店内ではワイン販売はもちろん、カウンターもあり
ちょっとした休憩にひとりで立ち寄るのも良いかもしれません。