diario
Firenze 2020-1 8月17日
夜に到着して翌日の午前中、さっそく
額縁師匠パオラの工房へ駆けつけます。
なにせ昨年2019年夏におおきな手術を受けて数か月療養し
いまは諸事情でひとりで工房を続けているパオラ。
心配で居ても立ってもいられないのでした。
工房に着いてまず目に入るのはショーウィンドウ。
昔から見慣れた彼らの作った額縁と
フィレンツェ・バロックスタイルの額縁。
▲別名ピッティ・フレーム(と、思います)。
ピッティ宮殿内のパラティーナ美術館に
このタイプの額縁がたくさん展示されています。
▲顔を隠して失礼します。
パオラとわたし、工房預かり犬のミルティッロ。
パオラが踏みしめているのはミルティッロのベッド・・・ああ。
パオラはすっかり白髪になって痩せているけれど
笑顔と毒舌は相変わらず!
ひとまず笑顔を見て、お店の繁盛ぶりを見て
ホッと胸をなでおろしたのでした。