diario
ふくれた顔で見上げたから 7月02日
昨年2019年の・・・いつだったかに
思いついて作りはじめた小さな額縁は
途中でなんだかやる気がなくなって
箱に入れたまま隅っこに置いていました。
昨日ひさしぶりに箱を見かけて思い出し
ふたを開けてみたら、額縁がむっとした
ふくれっ面でわたしを見上げたのでした。
(そんな気がしたのでした。)
ひさしぶりに見ても、やっぱりあまり
やる気はおきないのだけれど、あまりにも
いじけた風情だったので再開を決めました。
可愛そうなことをしました。
「ごめんね、仕上げますからご機嫌直してね。」
などと話しかけながら(変ですね、自覚しています)
彫り進めました。
▲この「小さな葉と実の集まり」がすこし・・・鳥肌。
いやいや、こういうデザインなのですよ。
デザインの細かさに対して木材が柔らかすぎて
それがやる気の起きない原因だったのです。
まだ仕上がっていませんけれど、なんとか
雰囲気は出てきました。
掃除して整えて、金箔を貼って仕上げるつもりです。