diario
五寸釘を握りしめて 3月05日
真夜中に、恨みの藁人形に打ち付けるのは
五寸釘・・・
ですけれど、わたしの五寸釘は打たずに使います。
それももっぱら日がある時間でございます。
線刻するニードルとして重宝しています。
この五寸釘、つまり長さ150mm、太さ5mmの大きな釘ですが、
さすがにそのままでは細くて作業がし辛い。
革テープを巻き付けて握りやすくしています。
▲これぞ本当の五寸釘。
▲ちょっと太くてシャープな線が彫れます。
この重くて太い五寸釘、これを深夜に生木に打つなんて
相当な気力体力が必要なことでしょう。
なんともはや。
この五寸釘、大学生の頃に道で拾いました。
誰が落としたんだろう。
藁人形と一緒に持っていた人でしょうかね。
あまり考えないようにしています。