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物の心を感じるとき 3月02日

 

先日、ピアスを1組無くしました。

でもこのピアスとのお別れが早く訪れることは

以前から分かっていたことなのでした。  

無くしてから「分かっていた」と言うのもおかしな事ですが。

 

以前に行った骨董市で数千円で手に入れた イギリス製のピアスは

デザインも気に入って 迷わず買い求めたのですが

お会計を済ませて店主さんから手渡されたときに

「あれ、このピアスはわたしの物ではないのかもしれない」と

突然に思えて、我ながら頭の中は「???」でした。

 無くした理由はわたしの管理が悪かっただけ・・・ではありますが

ピアスがわたしを嫌って逃げ出して行ったとも感じています。  

「物に心があるなんて妄想も甚だしい」と思いますけれど、

ただ、古いものにだけは・・・

「古い物には心がある」と何やら確信をもって感じています。

 

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