diario
歌会始 2020「望」 1月17日
1月16日は毎年1月半ばのお楽しみ「歌会始」でした。
2020年のお題は「望」、令和初めてのお題に
とても相応しい明るいお題でした。
それぞれの歌を読み上げる人たち7名の方々の
お顔を拝見するのも実は楽しみのひとつなのですが
(皆さんの年相応の変化に自分も同様に感じられたりして・・・)
今年から新たな若者メンバーが加わり心機一転、
20代青年の声も若々しく伸び伸びとさわやかでした。
7名に年齢に幅があるほうがやはり良いのですね。
こうしてまた、新しい時代になったことを感じます。
選歌にいくつか「ああ、そうだなぁ、良いなぁ」と
感じる歌があり、しみじみ。
目の前にその人が見た風景が広がるようでした。
上皇后となられた美智子様の御歌が無いのは・・・
歌会始の楽しみが半減した感じです。
仕方がないことではあるのですけれど。
これもまた、新しい時代ということでしょう。
来年のお題は「実」だとか。
令和3年の歌会始、穏やかに迎えられますよう。