diario
乙女かボロボロか二択。 12月11日
先日、あまりに乙女チックな配色になって
やっぱりやめた!とばかりに
テンペラ絵具を削り落とした小箱は、
刻印を打ってワックスで古色仕上げしました。
中に灰茶色の別珍を貼りこみましたが
なんだか地味な趣きになりました。
結局いつもの雰囲気になりましたけれど、
仕上がりはなかなか気に入っております。
デザインの細かさに対して刻印の点が大きくて、
繊細さがない代わりに力強さはある、とでも
表現させてください・・・。
それにしても
古色を付けたとはいえ初々しさは皆無です。
わたしのつくる額縁は、以前から「いかにも
女性が作った額縁ですね」と言われることが多く、
制作者の性別も年齢も感じさせないものを
作りたいと思ってはいたのですけれど。
わたしの引き出しには今のところ
「乙女風」と「オンボロ風」のふたつしか
選択肢がないのでは?!
▲どっこいしょ・・・
オンボロ箱と乙女クマを組み合わせたりして。
もう少し柔軟に幅広い表現をしたい
と思っている次第でございます。
「works」ページ内「other」にアップいたしました。
どうぞご覧下さい。