diario
額縁の本 CorniciXV-XVIIIsecolo 9月06日
この夏、ようやく手に入れた新しい額縁本
「CorniciXV-XVIIIsecolo」です。
イタリアを中心に、巻末にスペインのものも含めて
15世紀から18世紀までの額縁が紹介されています。
著者のお一人 Fabrizio Canto氏とは
SNSでなんどかやり取りをさせて頂いており
この本のこともずっと気になっていたのですが
ある日Atelier LAPIS の本棚に入っているのを発見。
実物を拝見しても、やはり素晴らしい本で・・・
せっかくなのでCanto氏に連絡をしまして
ローマから直接送って頂いたのでした。
La Cornice Antica di Fabrizio Canto
ひとつの額縁に2ページをつかい
イタリア語と英語の解説があり、
裏面の写真もあります。
▲背景が黒いのが素敵。金色が際立ちます。
裏面が見えると木地の組み方も分かりますし
吊金具も見えて、とても面白い。
写真も鮮明で細かい技法や彩色のタッチも
ほんとうに良く観察できます。
こんな見開きページも。
じぃぃ~~~っと見ていたら1日が終わる。
そんな宝物の本です。
「CorniciXV-XVIIIsecolo」
Fabrizio Canto
Mario Mastrapasqua
REALITY BOOK
2015年発行