diario
Firenze 2018 tempo calma №15 7月10日
こちらの本は2015年にもご紹介しましたが
今回のフィレンツェ滞在でもずいぶん活躍しました。
「隠れた珠玉の作品に出会う旅」です。
フィレンツェの歴史的エリア(旧城壁内)の
小さな美術館、小さな教会などにある
25作品が紹介されています。
この本で知りました。
珠玉の作品、まさにその通りで
「こんなところに(失礼)こんなお宝が!?」と驚きつつも
おおきな美術館のように次から次へと見るのではなく
1つの大切な作品に集中できるというメリットもありました。
そのうち、12の作品を観に行くことができました。
なんど訪ねても閉まっている教会、
偶然扉があいていて入れたけれど
神父様に追い出されてしまった教会などもあり。
(おそらくミサが始まる時間だったのでしょう。)
ずいぶん制覇したと思っていましたが
半分も見られなかった・・・。むむ。
1日にふたつは観るとしても25件で12日。
なかなか大変です。
そしてこの本、フィレンツェ郊外について
23作品も紹介しているのです。
ドナテッロの磔刑像やピサの先にあるロマネスク教会、
フラ・アンジェリコの観ていない作品もあります。
▲画集では見ているけれど、実物はまだ観ていない。
不便な場所でなかなか行き辛いところもあるようです。
でもきっと誰もいない空間でその建物、美術作品と
しずかに対峙できるのではないでしょうか。
寒い冬の晴れた日に行きたい。