diario
Firenze 2018 tempo calma №10 5月01日
フィレンツェの中心を流れるアルノ川左岸
グラツィエ橋のすぐ近くに
バルディーニ美術館があります。
ここもホーン美術館同様に
古美術商で成功したバルディーニさんの元邸宅で
コレクションを公開しています。
こちらは中世の石彫刻、タペストリー、
家具などのコレクションが豊富です。
聞いたところによると、最近では
50人程度を招待した結婚式も挙げられるとか。
さすがに披露宴は無理なようですけれど
美術館で結婚式、素敵ですね。
さて、そのバルディーニ美術館には
今回2回行くことができました。
その目的はずばり「額縁」でございます。
真っ青な美しい壁に金の額縁が
ギッシリと展示されている部屋は壮観!
そしてわたしのような人間には身悶えするほど
魅力的な部屋なのです。
写真をずらずら並べてみます。
本で観ていたような素晴らしい額縁が
ガラスも無く、他のお客さんも無く
--見張りの方もほぼいない--
たったひとりで近くで観る事ができるなんて。
額装された作品が無い「空っぽ」ですから
額縁そのものをより集中して観察できます。
ここは天国かしらん。
そんなバルディーニ美術館の一室でした。