diario
難しさはおなじこと。 3月13日
彫刻刀研ぎ、相変わらずの課題でございます。
台所に砥石をひっぱり出してきては
ガサゴソと研いでおりましたが
この度「電動刃物研ぎ機」なるものを
使ってみました。
▲構造としてはかなりシンプルな機械。
スイッチオン!
手前の金属板に手をのせて刀を持ち固定。
奥のカップから水が滴下されます。
ドーナツ状の砥石が反時計回りにぐるぐる回転。
すると軽快な音とともに刃が研がれていく・・・
のですが。
円盤が回るということは、
円の外側と内側で回転スピードが違う。
円に刃を当てる位置、向き、角度で
研ぎ具合がまったく変わるのですね。
おまけに思ったより回転が速いので
あっっ と思ったらやりすぎたりして。
砥石のどこに刃を当てるか、
刃を動かすタイミング、
自分の手のクセ、力加減、
滴下する水の量、そして
刃と砥石のベストな角度を掴むコツ。
これらを理解して身につける必要あり。
素人としては変速機能が欲しい!
手で研ぐには練習が必要だけれど
機械で研ぐにもやはり練習が必要でした。
ちゃちゃっと簡単に手早くギラギラ刃物に!
なんて道はありませんのでした・・・。
という訳で、しばらく手で研ぎつつ
機械の練習もしようと思います。
機械が上手に使えれば時短は確実ですからね。
じつはこの東芝以外にもいくつか
電動研ぎ機が手元にあるのです。
ふむっ!と小鼻を膨らませた土曜日でした。