diario
イタリア15世紀風小箱 3月11日
つくづく、古典技法の金箔作業は
たのしくてたのしくて
頼まれもしない目的もないものを
ガサゴソと作っております。
この小箱も毎週月曜日、Atelier LAPISでの
古典技法の講師の時間に作業を続けました。
60×52×33mmの、ほんの手のひらサイズです。
デザインは昨年秋にフィレンツェで観た
ジェンティーレ・ダ・ファブリアーノの
黄金背景テンペラ画が納められている額縁から。
15世紀初めころのイメージです。
ぱかっ
今回は初の試み、箱内に別珍を貼りました。
ちょっとシワになってしまいましたが。
木地のままより当たりが柔らかですので
壊れやすいもの硬いものの収納にも良さそうです。
モスグリーンの布にしましたけれど
紺色やワインレッド色のほうが
イタリアっぽかったかしらん?と思いつつ。
すっかりマイワールドでございます。
小さいものはお好きですか?
お気に召して頂けますでしょうか。
いつか小箱ばかりの展覧会をしてみたい
などと企んでおります・・・。
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どうぞご覧下さい。