diario
Firenze 2018 tempo calma №4 1月28日
フィレンツェは以前にも増して
外国人の姿が増えていたように感じました。
アジアや南米の方々のグループ旅行、
アメリカの若い人たち(おそらく留学生)
EUの方々の個人旅行などなど。
そしてイタリア国内各地からのお客様も。
11月のフィレンツェはオフシーズンと思いきや
美術館も教会も朝から長蛇の列なのです。
それでも夏に比べればずっと短いとか。
▲サンタ・クローチェ教会入場の列。あともう少しなのですが
この日は時間切れで列から退散しました。
パオラ曰く、ユーロになってからイタリアは
景気が悪くなる一方とのことですが
こうして旅行者が大幅に増えて街は賑わい
若い人の仕事も増えたように感じたのでした。
古いお店が無くなった場所には今風のレストランや
バール、素敵な土産物店が立ち並んで、
暗くなると立ち寄りがたかった界隈が
オシャレスポットに様変わりして安全になっていたり
土日の夜まで開いているスーパーマーケットが
できていたり(これが一番驚いたけれど!)。
有名な教会はすべて入場料が必要になって、
その代りとてもきれいに整備・管理されて
働く人々も増えていた印象です。
そうそう、トラムができていましたし!
大学病院のあるカレッジ(わたし、ここで
親不知を抜いてもらいました・・・)や
もうすぐ空港もトラムでスイーッと
行けるようになるそうです。
わたしの思い出の「古き良きフィレンツェ」が
消えてしまった一抹の寂しさはあるものの、
8年ぶりに様変わりしていたフィレンツェは
さらに生き生きとした街になっていたようです。