diario
夏の金継ぎ大会開催中 その2 8月03日
大会報告その1でお話した
蒔絵みがきです。
数日前、薄く塗った漆に金粉を撒いて
2日間ほど室(むろ)で乾かしてから
最後に「堅め」の生漆を塗って
1日室入れ。
翌日に鯛牙で磨きます。
古典技法額縁のメノウ磨き同様に
とてもワクワクする作業ですよ。
岡晋吾さんのお皿が欠けていましたが
エポキシパテで欠けを埋め
本漆で蒔絵。
磨き終えて完成です。
金が入って、ワンポイントアクセント。
これはこれで可愛らしい。
今夜のお食事から使えます。
わたしはお手頃な漆を使っています。
マニキュアのような筆付き小ビンに入っており
ほんの少し出すことができて便利です。
室も、ご覧に入れるのが申し訳無いような
超簡易室、段ボール箱にタオルをしいて
ビニール袋で覆っています。
漆専用の部屋も無く、手頃な材料ばかり
ですけれど、いまのところ十分。
「平成最後の夏・金継ぎ大会」は
まだつづきます。