diario
Black&Gold 普遍の組み合わせ 5月02日
先日から「額縁の作り方」で
ご覧いただいております額縁が
一足早く完成いたしましたので
ご紹介させてください。
15世紀末から16世紀初頭に
イタリアのボローニャで作られた
額縁をモデルにしました。
オリジナルは平らな箱型額縁で
全面金箔、刻印打ちが施されていますが
わたしは外に低くなる形(外流れ)の
アユース木地を彫り、純金箔と黒の
ツートンカラーに仕上げてみました。
外側の寸法が225×210mmと小さいのですが
予想以上にコッテリハデハデになりました。
一歩間違えると下品になってしまう
難しい色の組み合わせですが、今回は
なんとかセーフとしてくださいませ。
金色と黒色。
様々な場所で文化が生まれて以来ずっと、
人を引き付ける普遍な色の組み合わせ
なのだろうと思っています。
「額縁の作り方」ではひきつづき
この額縁の制作過程をご紹介いたします。
「works」内「classical」にこちらの額縁をアップいたしました。
どうぞご覧下さい。