diario
額縁の作り方 16 紙やすり選びの重要性 4月27日
彫刻をほどこした額縁木地に
石膏を塗って、さて。
丁寧に塗ってきれいに仕上がっても、
やはり磨かねばなりません。
細かい凹凸や入り組んだ形は
磨き辛いですね。
凹凸やカーブのある石膏地を磨くには
紙やすりの「コシとやわらかさ」が重要です。
バリバリと硬くて厚いと凸カーブに沿いません。
やわらかすぎてコシの無い紙やすりでも
凹の奥が磨けません。
ハリがあるけれどしなやかで指に沿い、
研磨剤が落ちづらく、目詰まりもしづらい
そんな紙やすりが理想です。
石膏の粉で指が乾きアカギレになるので
わたしは指サックを使っています。
紙やすりも滑らず磨けます。
つらい石膏磨き作業をいかに効率よく
美しく完成させるかは、ヤスリに
かかっていると言っても過言ではない。
・・・と思っています。
自分に合う道具と材料選び、重要です。