diario
何も無いところへ 3月16日
KANESEIのブログ”diario”を始めたばかりの頃から
「何も無い」というカテゴリーを作っています。
何も無いところに行くのが好き、という理由で。
正確には何も無くはないのですが。
人工物がほとんど無いところ
荒涼とした開けたところ
地平線がみえるところ。
最近はあまりたどり着けていません。
いま一番行きたいのは北海道の野付半島
「トドワラ」と「ナラワラ」です。
きっと非日常の風景がある遠いところ。
写真は「北海道ファンマガジン」からお借りしました。
できれば晩秋、冬の来る直前に行きたいのです。
そこに「さわやかな空気」や「鳥のさえずり」
「美しい青空」は要りません。
花々も、そして他の人間も無いほうが望ましい。
寒風吹きすさぶ荒地にひとり立って目を見開けば
飛んでいくような解放感を味わえるでしょう。
わたしが「何も無いところ」に惹かれるのは
現実逃避と解放感、そして幸せの再確認
そんなところなのだろうと思っています。