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時刻はいつもおなじだった 2月21日

 

瀬戸内海の島にある母方の古い家の座敷には

古い時計がかかっています。

見るたびにかわいいなぁと思って

つい写真を撮ります。

でもなぜかいつも、かならずピンボケ。

 

2010年にも撮ったけれどやはりなぜか、

さらにピンボケです。

 

わたしの撮影が下手?

ええ、それはわかっていますけれども

デジタルカメラのオート機能で撮っていますのに。

もしかしてオバケの仕業?

でもまぁそのオバケもわたしのご先祖様でしょうから

怖くもなんともありませぬ。

 

それよりも時計の針はいつも1時34分を指していたことに

いまさら気づいたことのほうが怖いです。

そういえば振り子は止まったままでした。