diario
古典技法額縁の未来 2月16日
あとしばらくしたらコンピューターや機械が
人間に代わって多くの仕事をするようになるのですって。
古典技法額縁はどうだろう?
機械でもきっと作れるようになる。
「手仕上げ風」の揺れや趣もつけられるでしょう。
でもプログラムを作ってまで大量生産する物でもなし。
AIロボットがつくる古典技法額縁ってなんだか
とても「上手」で、きっちりと正確なものになりそう。
そしてクローンのような古典技法額縁が
無人の部屋で喜びも無く生まれたりして?
だけど
「機械じゃなくて人間が作った額縁」が
欲しいと思って下さる方もきっといる。きっと。
古典技法額縁にとってかわるものが登場しなければ
あるいは額縁自体が消滅しなければ
細々ながらも需要はあるのではないかな
少なくともわたしが生きている間は・・・
と、楽観的に考えている今日です。
明日はだれにも分からないけれど。
AIロボットが、作る「たのしさ」と「つらさ」
そして「よろこび」を知ったとき
いよいよ人間が危ういのかも知れません。