diario
引出しの整理は夜のうちに行われる 11月13日
作業の手順、使う材料や方法で悩んでいるときは
たとえば移動中でも友人とおしゃべりしていても
常に頭と心の大きな部分を占めていて
無意識に解決策を考え続けているような状態です。
それは眠っているときも続いています。
夜明け近く、半睡半覚のころに
「あれはこうすれば出来るんじゃない?」
「あの本に載っていたはずでは?」
「やっぱりあれはダメ。こっちにすべき」
まるで誰か・・・あるいはもうひとりの自分に
ささやかれたような突然の「ひらめき」があります。
頭の中でピカッと光って、目がパカッと覚める。
「そうだそうだ!解決だ!!」と思ってまたひと眠り。
でも決して忘れていることは無くて
清々しい気分で朝を迎えられるのです。
この不思議。なんでしょうか。
きっと同じ経験をされた方も沢山いらっしゃるでしょう。
頭の中の引出しに覚醒時にも入っていたはずの解決策が
眠っている間にようやく邪魔されずにひとつひとつ開けて探されて、
夜明けとともに整理されて届く・・・といった感じ。
脳は睡眠時に記憶が整理されると聞きます。
わたしの脳みそも必死に頑張っていたのね、と
我ながらちょっと脳がいじらしく思えたりしたのでした。