diario
愛娘を旅立たせる気持ちで 11月06日
先日、額縁を入れ替えたら・・・というお話でも
すこしご覧頂きましたが、今年も「小さい絵」展の
準備が整いました。3点あたらしく出品いたします。
すべて卵黄テンペラです。
ベノッツォ・ゴッツォリのマギ礼拝堂フレスコ画の
「東方三博士の行列」よりメルキオールの部分模写です。
若かりし頃のロレンツォ・デ・メディチがモデルだとか。
作品サイズは115×75mm。
額縁は市販のものを加工しています。
こちらも同じくゴッツォリのマギ礼拝堂のフレスコより
天使の部分模写。55×40mmです。
この額縁も市販品ですが、加工はしていません。
可愛いらしい額縁が見つかりました。
そして「カトリーヌ・ブレイの時禱書」より聖母子部分模写です。
こちらは乙女チック本「花と美術の物語」に載っていた作品ですが
この時禱書を検索してみても情報が見つからず。
フランスかベルギーか・・・どの辺りの作品なのでしょう。
微笑むマリア様と、美しい母が自慢げなイエス様の表情が好きです。
作品サイズ120×75mm。
額縁はわたしが作ったものです。
石膏型取りしたオーナメントを取付けました。
絵(模写)に限らず額縁ふくめて、自作の物はどうにも
我が娘に思えてしまいます。
愛娘たちを旅に送り出す母の気分になって
画商さんの元へ宅急便で発送いたします。
幸せに暮らしておくれ。