diario
額縁を入れ替えてみたら 10月09日
秋になりました。
近所の小学校は今日(10月8日)が運動会なようで
朝からにぎやかな声援、そして午後には学校から
家族での帰り道の楽しそうな会話が聞こえています。
秋になると、毎年暮の恒例「小さい絵」展の準備をします。
額縁もようやく完成し、絵を額に納める作業中です。
左はゴッツォリのマギ礼拝堂フレスコ画「三賢者」より部分模写
右は1400年代末の写本「カトリーヌ・ブレイの時禱書」より模写です。
写本模写の額縁はわたしが作りましたが
ゴッツォリの額縁は既成のモールディングを加工しています。
ところで、この額縁を入れ替えてみたらどうでしょう?
ううむ、合わないことこの上なし。
(元から合っていないと思われたら・・・すみません。)
ゴッツォリにグレーはさびしく、余白も広すぎる感じですし
写本には額縁が重すぎるようです。これはだめ。
かほど額縁は作品の印象を変えます。
額縁は縁の下の力持ち、そして演出家でもあります。