diario
日本伝統工芸展 わたしならどうする? 9月25日
毎年お彼岸の恒例、お墓参りの後に寄る
「日本伝統工芸展」へ今年も行ってまいりました。
NHKの「日曜美術館」の解説を聞いてから見るか
見てから聞くか・・・
以前は聞いてから見たいと思っていましたが
今年は偶然ですが聞く前に見ることになりました。
まっさらな状態で先入観‐‐こんな人が作っているのか、とか
制作過程云々‐‐を持たずに見た後に自分の感想とともに
解説を聞いたほうが、より心に残るのでした。
いつもながらの勝手な想像ですけれど、
もしわたしがこうした伝統を受け継ぐ立場だったら
どうしただろう。
物作りが好きだから、嬉々として取り組む?
プレッシャーに押しつぶされて止めてしまう?
西洋美術方面に行きたくて葛藤する?
まったく別の世界で生きてきたけれど
どうしても伝統工芸制作の道に進みたいがために
様々なことを断ち切って打ち込む人もいるでしょう。
「やりたいこと」と「やるべきこと」が同じ
という幸せな作家は数少ないのだろうし、
そこにたどり着くまで沢山の苦労があるのだろうなぁ・・・
と、ぼんやりと考えていました。