diario
右巻きか左巻きか 8月03日
6月に完成した額縁「花輪」を作っているとき
ずっと気になっていたのが、リボンの巻く方向です。
わたしは無意識に左に巻き上がる方向にしましたが、
参考にした本「FRAMING THE NINETEENTH CENTRY」に
載っている額縁は、後から数えてみたところ
右巻き左巻きがだいたい半々なのでした。
最初は利き手の方向が関係するのかな、と思いましたが
巻く方向にこれといった理由が見つかりません。
我が家の今年の緑のカーテンはツンベルギア。
ゆっくりながらも毎日着々と成長しています。
先日、柱に巻きつく姿をながめていたら気づきました。
「はっ、右巻きだ!」
植物はすべて右巻きなの?私は植物的には異端?!と思ったら
どうやら「蔓の巻きつく方向は遺伝子によって決まる」とか。
地球の北半球南半球関係なく、そして種類によってそれぞれ
右巻きの種もあれば左巻きの種もある、ということ。
(アサガオはツンベルギアと同方向、藤は反対方向だそうです。)
どっちもあり。
それなら額縁のリボンの巻く方向なんてナンセンス。
心地よく思う方向はひとそれぞれなのでしょう。
わたしは藤タイプとでも言いましょうか。
藤の花が好きですが、ますます親近感を覚えたりしつつ
どうでも良いことだけど気になっちゃった一件は
蔓を理由にして落着とします。
めでたしめでたし・・・かな?