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春陽展 5月04日

 

連休前の平日午後、国立新美術館へ行きました。

春陽展です。 さっそく入りましょう。

もう20年近くお世話になっております 今關鷲人先生の作品を拝見します。

こうした大きな団体の展覧会場は 油絵具や溶き油の匂いが漂い、

大学のゼミ室を思い出してノスタルジックな気分になります。

 

いままでの今關先生の柔らかな印象の作品と

今年の出品作品は少し違いました。

初見は一瞬恐いような? でもしばらく見ていると、そうじゃ無い。

枝の線、背景の色の重なりに 先生の作品でいつも感じる

安心感が 滲んで見えてくるのでした。

うーむ、こればかりは文章で説明しても 仕方のないことですね。

機会があればぜひご覧頂きたいと思います。

 

春陽展は毎年、チャリティで小品を販売しています。

収益金の一部を、今年は熊本へ送って下さるとの事で

私も微々たる協力をさせていただきました。

大坂忠司先生の木版画「Ponte Vecchio」

懐かしいフィレンツェの橋の風景。

水面から見上げた構図に惹かれます。

どんな額縁を作りましょうか。

濃い茶色の木地仕上げ、彫刻も少し入れて…

なんて、さっそく構想を練っています。