diario
Atelier LAPIS(アトリエ ラピス)の様子から 2016年12月№2 12月19日
ミッショーネ技法の練習をするにあたって
TAさんは「せっかくだから飾る事ができるものを」と
クリスマスデザインのプレートを作ることにしました。
ミッショーネとは、モルデンテと呼ばれる「箔用糊」で
模様を描き、糊が乾ききる前に箔を乗せて払う技法です。
まずは石膏を塗り磨いたプレートに緑と赤で彩色します。
そして 金箔をミッショーネ技法で置きました。
この払う作業はいつもとてもワクワク楽しい時間です。
天使と十字架の模様ができました。
つづいて銀箔のミッショーネです。
モルデンテを塗って、銀箔を置きました。
コツは下の写真のように、箔を思い切って大きく使うことです。
細切れの箔を置くと部分的に厚さが変わって艶も出ません。
コットンで優しく押さえ、柔らかい刷毛で払います。
さあ、完成しましたよ!
緑と赤、そして金と銀。きらきら華やかなプレートです。
これでミッショーネのやり方もだいたい掴めました。
次は額縁にもミッショーネで装飾を入れてみましょう。
TAさん、クリスマスが待ち遠しくなるような
かわいらしい作品を作って下さって
ありがとうございました。