diario
Atelier LAPIS(アトリエ ラピス)の様子から 2016年12月 №1 12月05日
作家のIMさんの、ご自身で模写された風景画のための
額縁が完成しました。
今回は下地(アクリル系の白い塗料)がすでに施された木枠を使います。
オランダのシンプルな額縁をイメージして、作業開始。
まずは作品の背景にも使っている赤味の強い茶色を下塗りし、
その上に黒に近いこげ茶色を塗りました。
ただベッタリと塗るのではなく、微妙なムラを作っています。
そして古色付け作業第一弾、傷入れです。
木槌やクランプ(万力)の柄などを「良い具合に」打ち付けて
凹みを作ります。
強弱をつけて、打つ場所もしっかり計算しておくのがコツ。
磨り出しをして、今回は艶消しの雰囲気で終わりです。
写真が悪くて恐縮です・・・
作品が額縁にすっかりなじんで納まりました。
うう~む、素敵です!欲しくなってしまう。
IMさん、素晴らしい作品に合わせた額縁を作って下さり
ありがとうございました!