diario
雨の日に 10月06日
やっと秋が来たと思ったのに、暑い日が来たり
変な陽気がつづきますね。
先日の雨の日、展覧会めぐりをしました。
まずは日本橋三越で開催の「第63回日本伝統工芸展」です。
毎年楽しみにしている展覧会ですが、今年はなんと
知人の知人(お目にかかっていませんが)高橋奈己さんと仰る方が
日本工芸会新人賞を受賞されたとのお知らせがありました。
すばらしい!これまでの鍛錬の賜物です。
うつくしい曲線で構成された白磁の水差し。
女性らしい柔らかさと同時に鋭さも感じられました。
金継ぎを勉強するようになってから、漆の作品を見る
気持ちにも変化が出てきました。
完成するまでの労力、その技術、時間・・・
百聞は一見にしかず、と言いますか
百見は一経験にしかず、なのでした。
さて、続いて六本木の国立新美術館に移動して新制作展です。
わたしの母校である和光大学には新制作に所属されている
先生方が多く、以前は毎年お邪魔していた新制作展ですが
ひさびさに拝見しました。
この冊子にもお世話になった先生方のお名前が。
こちら新制作は今年で80周年だとか。
日本伝統工芸展が63回ですから、ずいぶんと古いのですね。
さてさて続きまして、Tokyo Conservation の室長
尾形先生の個展を・・・と意気込んで行きましたら、
ギャラリーにはシャッターが下りていたのでした。
開廊日のチェック、忘れていました。
やれやれ・・・そんな日もあります、と思うことに。